嫋やかな木洩れ日と、森の中の涼しげな風に包まれた“風光山荘”。

この建物は、20年以上前に日本橋の建築家と創和建設で施工しました。
バブルがはじけて、それまで公共建築やRC・鉄骨の建築がメインだった
創和建設が無垢の木造にシフトチェンジするきっかけを与えてくれた建物の一つ。
(東京の高級料亭“うかいグループ”さんの建物も同様)
建築よりも、造成・造園にたっぷり時間をかけ、森・小川・瀧・散策の小路・
母屋・東屋など、丹念につくっていったのを昨日のことのように思い出します。

この度、その入り口付近に広い駐車場をつくることになりました。
区画整理しアスファルトを敷き詰めるという構造ではなく、
周囲の景色に溶け込むような、そんなやわらかな駐車場になります。

「森の駐車場」なぜ?ここに駐車場を?その答えは…そのうちに。

0 1
3 4
5 6

東京都町田市にて施工中の“本町田の家”の基礎が完成しました。

連休明けの上棟を目指して、基礎屋さんがとても綺麗に打設していただきました。
上棟後は、すべてが隠れてしまう耐圧コンクリートまで左官鏝で綺麗にならし、
職人さんの仕事に対する熱意とプライドが伺えます。
創和建設の信頼は、このような方たちによって保たれていると感じさせてくれる仕事。
創和に入られている基礎屋さんは、どこも丁寧で優秀です。
ここ本町田の家は、以前からお付き合いしている町田の土屋君。
調布の“深大寺の家”に続いて入っていただきました。
作業場が町田なので、この現場は近くてとても喜んでいました。

彼は、引き続き相模原市の大きな事務所“上溝の家”へと向かいます。

IMG_0787 IMG_0786
IMG_0791

最近多い“小さな家”…それも“平屋の住まい”。
歳を重ね、お子さんも別に居を構え、それからの人生をご夫婦で豊かに暮らす。
そんなイメージで、住まう人の身の丈に合ったサイズ感の家をつくる。
創和建設のwebにも、たくさんそんなことを書き連ねていることもあり、
平屋の家を頼まれることは少なくない。
ここ“相模湖の家”もまったくその通り。
2人で住むには十分すぎる広さ。バブルの時に、ちょっと大きくなりすぎて、
近年、便利になりすぎた日本の住宅ですが、そのあたりのことをもう一度、
よく考えた家づくりをしていく時代かもしれない。

IMG_3213 IMG_3219

相模原市藤野の「創和建設・minotakeの家プロジェクト」の4件目。

外壁張りの作業が進んでいます。
Mさんご夫婦が、ていねいに、ていねいに、想いをこめて、道南杉に“ウッドロングエコ”をセルフビルドで塗った外壁材です。

image3

ここからは大工さんの仕事。
ていねいな細かい作業が得意な、長田大工さんの作業を、別の現場で近くまできた石川大工さんと一緒にのぞいてみました。

その仕事ぶりをみて、石川さんびっくり!

image2 image1 (1)

壁の角は縦に上から木をかぶせて施工することが多いのですが、一枚の板の裏側に仕掛けが!

写真ではわかりませんが、一枚々、裏側でさらに斜めに削っています。そしてピタッとおさめます。

「細かい作業だね~」と細かい作業が上手な石川さんですが、関心。まじまじを見ています。

藤野 日連地区のこの家ももう少しで完工を迎えます。

image5