あけまして、おめでとうございます。

昨年2014年、上棟のトリを飾った「奏のいえ」

完成まで施主様に邸名を決めていただけるまでは、

「奏のいえ」でご紹介していきます。

相模原市緑区の山あいの絶景の地に建ったこの家は、

年度の最後を飾るにふさわしい住まいになります。

地熱住宅+国産無垢材+自然素材+アート建具+いろいろ自由

この、いろいろと自由なエッセンスが深みを増して

面白い建物になっていきそうです。着地地点は微妙に不明。

骨太の在来工法のしっかりとした建物なのですが…

行き着くところの曖昧さが、より楽しさを増幅させていきます。

360度、どこを見ても素晴らしい田舎の土地なので、

設計者はとても苦労したと思います。

もとのポテンシャルが高いので、それを上げていくのがたいそう難しい。

たぶん、このような土地には、細部までつくりこんだ家は似合わない。

遊びがある家づくりが一番しっくりくるようです。施主様にもフィット。

大きな化粧の構造体と大胆な配置…そう図面で追えない配置。

4月の完成を目指し、「北杜の家」を終えて帰ってきた長田棟梁が、

無口で優しい顔からは想像できないパワーでつくりあげます。

上棟した軸組を見上げながら想う事…この「抜け感」は期待大!

(つくりこんでいく設計より、省いていく設計の方が難しいんですよ)

既存の枠組みにとらわれない自由な奏の家…どんな音色になるか?

玄関ドアを製作されるラブレターの高橋さん(アート)をはじめ、

あとから参加されるモノづくりの方々も、きっと楽しく仕事ができそうです。

    
    
    
    
    

ちなみに、創和建設の今年のキーワードは」「アート」。

それも奇をてらうことのない、派手になることのない、

建物にしっかり溶け込んだ「センス良く暮らすためのアート」、

建築に寄り添ってきてくれる作家さん…待ってます。

そして、そして…もっと、もっと病院とライブに行こう!

(昨年は、立川・聖蹟桜ヶ丘・八王子のみのライブ)…今年こそ!