1月31日(土) 山梨県北杜市 天候~晴れのち曇り、ちょっとだけ雪

     北杜の家…完成見学会+いろいろ

この日は、朝10時より(設計事務所検査)・11時より(施主検査と火入れ式)

13:30より(環境セミナーと完成見学会)を開催。

前日の雪で心配になり、早めに出発、9時頃には現場に着き、

少し時間があったので、雪景色の完成写真を撮ってきました。

(ちゃんとした写真は後日)

天然住宅代表の田中優さんの「森守り」のお話しを中心としたセミナー、

そして前日のこの雪の中、東京から、神奈川から、そして地元山梨から、

多くの人たちがこの家を見に来てくれました。

みなさん真剣に世界規模の森林の状況に耳を傾けていました。

田中優さんの話を自然住宅の中で少人数で聞けるって贅沢ですね。

(時間があれば創和建設も社員一同、一緒に来れればよかった)

    

くんえん杉の構造と床板、貝てき漆喰、大樹の無垢建具と家具、蓄熱床暖房、

断熱材は全面ウール、ペレットストーブに太陽熱温水器などなど、

自然素材と自然エネルギーがたくさん詰まった住まいになりました。

(ペレット屋さんは、山梨県明野のナチュラルフレームさん。

この時期はいつ行っても留守のことが多い…忙しい時期のようです)

    

北杜はいいですね~空気が凛として!(かなり寒いってことですが…)

雪景色の完成見学会も、そう経験できるものではありませんね。

八ヶ岳と富士山を眺めながら、暖かく乾燥しない蓄熱暖房のありがたさを

いつもより感じることが出来ました。(そこ収穫です。)

↓きなりの質感たっぷりの雪の「自然素材・北杜の家」です↓

    
   
    
    
    
    
    
    
    
    
    

 写真を見てもわかるとおり、外装・内装がすべて経年変化、

 人と一緒に年齢を重ねていきます。(やがては土に還る)

 不思議なことに…数年後・数十年後が一番美しい家になります。

 今は赤ちゃん、そして家も時間をかけて大人になっていきます。

 

 この建物の一番優れているところ…それは空気と湿度。

 いやな匂いは一切しないとてもすごしやすい住宅です。

 それも機械に頼っていないところがなおさら素晴らしい。

 換気が発達したのは、そのような悪臭を放つ家が多くなったから、

 それが根本的になければ換気システムはいらないんですね。

    森を守る事…それは人を守る事

                           お疲れ様でした。

 

 

   「北杜の家」…完成見学会


約半年をかけて完成した「北杜の家」

                   今週の土曜日は山梨へ…

このたび無事竣工を迎えお披露目となります北杜の家。

中央高速の長坂インターから15分くらいいったところ。

そんなに雪は多くない(日によりますので天気予報も見てね)

開催期日…1月31日(土曜日)

開催時間…13:30~

(駐車場もあります。)

東京・目黒のアンビエックスさんの設計により、いつものように

究極に近い自然素材を利用した住まいになりました。

外装…杉板と漆喰  内装…燻煙杉と貝てき漆喰

ペレット・蓄熱床暖房などその他にもたくさん見どころがあります。

すべてが選定されたオリジナルに近いような素材でつくりこまれ、

化学物質過敏症(シックハウス等)の方にもとても優しい。

5~6年ほど前の「創和建設・湖の家プロジェクト」からのお付き合い。

自然素材の家づくりという日本中の工務店が一種の流行のような時代、

「ここまでストイックにこだわる設計事務所があるのか?」と、

私たち一同、そのスタンスに驚愕したのをつい最近のように思い出す。

「ホンモノの自然素材とはほんのちょっとしかないんだよ」というように…

そして今でも変わらずに「健康と環境への想い」へ邁進。

「北杜の家」もやはり同じ想いでつくられました。

そんな基本でもあり、そして理想でもある家づくりを見てください。

家づくりをお考えの皆様、化学物質過敏症に悩んでいる方々、

まだまだ先だけど、少し勉強もしたいな~と思っている人。

少し遠いけれど、たぶん、いや間違いなくためになるはず。

ドライブがてら雪化粧をした八ヶ岳と富士山をみながら、

ぜひきれいな空気を吸いに軽い気持ちで北杜市へ来てください。

見学希望の方、創和建設の志村までご一報

(メールにて会社へご連絡していただいても構いません)

そして自然素材のこの家がつくってくれる空気は、

北杜の地がつくってくれる空気に負けないくらい気持ちがいい。

「ホンモノの家づくり」…もう一つの違った世界が見えてきます。

(すでに、都内の数名の方から参加したいとの連絡もありました)

  北杜の家の完成見学会は今週の土曜日です。

   設計…アンビエックス   施工…創和建設

      今 週 末 は 山 梨 へ !

   「高尾・パティオのある家」

先年完成し高尾にある「パティオのある家」の完成写真を

大地を守る会さんより送っていただきました。

完成時には、私が拙い技術で撮影をしたのですが、

やはりプロの方は腕もカメラも段違いですね。

ありがたく了解を得て使わせていただきました。

今みてもやはり良い家であるのが良くわかります。

写真からも木の質感と丁寧な暮らしが伝わってきます。

つくった甲斐があったと、現場管理の小俣をはじめ、

創和建設スタッフ一同たいへん喜んでいます。

「ありがたや~」の、嬉しい不意の届け物のお知らせ。

   
   
   
   
   
   
   
   

最後の1枚がパティオの写真

…密集地の家づくりで光と風をいただく優れものです!

敷地の面積が街中の割に少し大きくないと叶いませんが、

長~い土地にはうってつけですよ。プライバシーも二重丸。

   身近なアートと暮らす家

更新がゆっくりになってきたこのブログ…手抜きですね~。

昨年から少しづつお知らせしている「暮らしのアート」。

10年ほど前から、施主さんの希望により創和建設の家にも

絡んできている作家さんたちが数名おります。

ただ、そこには「施主さんの希望」という前振りがあり、

好んで私たちはやっていなかったというのが本音でした。

手間ひまという点で、会社としてあまり芳しくないこともあり、

アートが目立ちすぎるという心配も少なからずありましたので…。

ただ、そのような家は出来上がってみると実に面白い!

(設計・施主・作家の三位一体、うまくかみ合えば)

そして、昨年末に「暮らしのアート」を立ち上げ、

みなさんに私たちから積極的に作家さんを紹介して、

「ビビッときた人」がいたらぜひ頼んでいただきます。

今回は、創和の八王子営業所でも2つほど依頼した

所沢の羽生さんの作品をいくつかご紹介します。

彼は、藤野の陶器市などにも出店している若きアイアン作家。

今のところですが、羽生さん以外にも賛同してくれた方が、

10名ほどおりますので、木工・アイアン・布など他にもたくさん

「暮らしに溶け込む作家さんたち」楽しみにしてください。

すべてが経年変化するまがい物ではない「暮らしの中のアート」

          ビビッときましたか?

   
   
   
   
   

理想は、基本設計から入ってくると、よりいい感じになりそう。

「これをここにつけるために、ここにはこんな壁を…」みたいに!

建築とアート・施主さんと作家さんのコラボ…これからです。

そして創和建設はいつまでも、

やりたいことが毎年増えてくる、節操がない緩い工務店でいたい(笑)。

   町田の家・リノベーション!


東京都町田市小山町(多摩境駅にほど近い)の改修工事。

自然素材のリノベーションと言っていいリフォーム現場です。

いくつかの部屋の間仕切りを取っ払い一つの空間に、

天井もついでに高くしてしまう。

もとが古い民家なので、使ってる材もそれなりに悪くない。

天井の梁などはそのまま使いたいとも考えましたが、

そこは法規上厳しいところもあるので泣く泣く天井裏へ…。

解体してから「こうなってるんだ~」と余分なコストもかかることも、

それと同じように「こうなってるんだったら利用すべきか~」などなど、

リノベーションとは「あっちいったり、こっちへいったり」と、

それが楽しいことでもあり一番苦しいことでもあり…ふ~。

今が一番苦しい時の大工さん…そんな中しっかりと造作に励む

中村(公)棟梁の様子です。

大きな吹き抜け・そしてこのあたりでは珍しい薪ストーブ、

床・天井・内装建具は無垢材で、壁は珪藻漆喰という仕上げ。

(最後の写真は、この家にやがてくっ付いてくる増築部分の基礎)

そうなんです。この「町田の家」は、既存リノベーション+新築

=2世帯住宅なんです。もちろんすべての設えは共通です。

リノベーションとは…そう、空間と暮らし方のリフォームなんです。

    
    
    
    

↑新旧の大きな梁を隠すのがもったいない感じがしますね。

こちらの住宅の他にも、先日着工した「藤野の家」と

「ドッグランカフェ」を含めて、現在4軒のリフォームが工事中。

どんな小さなリフォームでもご相談ください。ぜひ、面白くしましょう!