5月、6月の約2か月間、新規ホームページの原稿やらなにやらで、

ここのブログはひとまず間隔を大幅にあけていきます。

最近はイベント・ニュースも、手抜きになってきていますが、

これはもう少しマメに書きこまねば。

ぼーっとしている間に、いくつかの家も完成し、

「私の家はまだ載らないのか?」みたいに思われている施主さんも。

現在、自然住宅の新築やリフォームは、

おかげ様で忙しく稼働しております。充実した家づくり生活を送ってます。

スパンをあけることで、尽きたネタもたまってくると思いますので、

7月にはまた新しいウェブ・サイトで「コンニチハ」です。

仕事ばかりではなく、ジャズネタも増やしていこうと思っています。

現在そしてこれから徐々に着工していく予定の新築住宅

東京都…町田市・八王子市・あきるの市・武蔵村山市

神奈川県…相模原市  山梨県…上野原市・道志村・北杜市 

同じく、やはりこれから着工のリフォーム現場

東京都…町田市・八王子市・日野市  神奈川県…相模原市

山梨県…上野原市・甲府からも2組ほどお声がかかりました。

そして連のいえ・季のいえ・内郷の里などの3つ自然住宅プロジェクト

今季の地域ブランドの長期優良住宅4軒。そして

来季の「地域ブランド・里まちネットワーク」の再び起ち上げを…

たくさんあるようですが、実際は設計・施工の期間が長いので、

凄く暇な時があるんですね…悲しいかな。

原・小俣・岡部・山下・志村の建築部の平均年齢高めの監督5名

たくさん頑張ってくれてる腕のいい人のいい大工さん達12名

そして数々の協力業者のみんな(凄い人数です)

一緒になってひとつの目標に⇒ホンモノの家(うち)をつくる…かな?

それでは、2か月から3か月の間の遅い遅い「春の冬眠」に入ります。

(追伸)5月17~18日は「藤野・陶器市」です。

毎年書いてますが、「陶器市」は「住宅見本市」の様相。

町の質の良い住宅のまわりに会場が点在しています。

そう、この町の新築住宅はとても素晴らしい。

そしてそこには暮らし方が垣間見えるのです。

今年は、「つながる家」の施主さんも参加します。(柿渋染めです)

自然…芸術…住宅…そして人~たくさん歩くけど楽しいですよ。

この町にUターンしてきて良かったと思わせてくれる一大イベントです。

次回の更新は、ゴールデンウィークにちょっと見てくる下諏訪のまち。

「下諏訪あきないプロジェクトの今」からはじまります…それでは。

2回目のブラブラ歩き…伊豆の下田にあるペリーロード。

(といっても、かなり前のストックから抜き出しています)

開国のとき、ペリーさん御一行が歩いたありがたい道らしい。

昔にも1度見に行きましたが、

やはり今回もそれなりの楽しさを味わって帰ってきました。

飛騨もそうでしたが、水路沿いの小道はどこも雰囲気がありますね。

落ち着くというか…どういうわけかベンチでぼーっとしたくなります。

細く車が通れない路地、そしてまわりに高い建物がない…良いですね。

下吉田や月江寺あたりの先が見えない怪しい楽しさを思い出します。

そんな中で、ショップやバーなども古い町並みに溶け込むように、

壊さぬように今でも営業されているようです。数は少ないですが。

お金をかけていませんが、思いっきり経年変化を極めた住まいうあ店。

ピカピカのいまどき住宅からこうは変わっていかないだろうな?

今回も昼間だけなので、いつかここの(ソウルバーかジャズバー?)で、

夜更かししてもおもしろそうだと思いながら帰ってきました。

来月も仕事の関係で、新潟や長野の方にも行くことになりますが、

たまには泊りで自由な時間も少しとってブ~ラブラ。

夕方にいい感じの路地を呆けて歩く…う~ん、これも楽しそうだ。

黄金週間には長野県は下諏訪の「匠の街あきないプロジェクト」に。

前々から覗いてみたいと思っていたモノづくり誘致プロジェクトです。

八王子の赤線ストリートプロジェクトもできたりと、このあたりでも

古い街や小道…建築家…美大系のアーティストたちのコラボが賑やかです。

そしてそれが成功している場所には、必ずと言っていいほど

他所から来た引っ張る人と、それを大きなココロで見守る地元の許す人

が存在しているようです。

今回は↓下田・ペリーロード↓…というより「ザ・路地バー」です。

    
    

上棟して数週間…

「平屋に暮らす…連のいえプロジェクト」の2軒目「芹の家」

この住宅の屋外の持ち出し部分の化粧の構造材の選定に、

施主様・設計者・そして私たち創和の計4名で行ってきました。

場所は、「行ってきました」というほど遠くはなく、

地産地消の家づくりの大きなメリット⇒とっても近い!

相模原市の青野原地区の材木屋さんの井上製材さん。

当日は、井上社長自らが木材選定や削りに加わり、

調度いい寸面のとてもいい木材を提供してくださいました。

設計の山田さんも満足そうでした。

いつも思うのですが、

「材木屋さんや林業の皆さん、そして大工さんたちは、

木を優しくなでるように、す~っと触る」そしてみんないい顔してる。

このあたりの木に対する想いはみんな共通しているんだろうな。

「康の家」に続き「芹の家」も、化粧の無垢の桧と杉の家。

そしてここ「連のいえ」の一番の特徴は、

私たち工務店だけでなく、設計者も棟梁もすべて同じメンツで

すべてをつくりあげていくこと…厳しい仕事の中での阿吽の呼吸。

そしてこのような「顔の見える家づくり」をできる幸せ。

伐採する人…製材する人…設計する人…施工する人…施主

すべての人が一堂に会する昔ながらの家づくりなんですね。

   
   
   
   
   

私たちのような若造(そんなに若くはないが)に、この味はでない。

同じ顔のしわでも深さが違う感じがします。そして重さも…。

生きてきた歳月の長さとその生き様と…なによりDNAが違うから。

  「同じ言葉を吐いても…そう、どこか違うんですよね。」

最後に、「芹の家」を含んだ「連のいえ」のまわりの景色はとても清々しい。

2軒建っただけなのに、ほんわかした長閑な中に凛とした空気も感じます。

農的暮らし・内郷の里…上棟!

相模湖の山あいの土地~内郷地区

そこに3軒の農的暮らしの家々は建っていきます。

400坪アッパーの土地に3軒の自然住宅と畑のある暮らし。

今までのプロジェクトの中でも、もっとも田舎でもっとも自然。

傾斜地をそのまま生かし、住む方の想いを一番に考え、

そう「自然に…自然に…自然に」を意識した企画です。

1軒ではなしえない全体の景観と雰囲気を

数軒集まって同じ方向を目指す。

それも、まったく同じではなく自然にばらけた感じに。

   自然住宅の A・K・B 大作戦 !

「こんなつくり方もあるんだ」「こんな暮らし方もあるんだ」

と思われる方はぜひご相談ください。

毎回は、あまりに厳しいので無理ですが、

これからもたまにはやっていきます。

まずはこの「内郷の里」を大成功させること。

そしてその指針となる1軒目の上棟です。

地産地消の自然素材と自然エネルギーの家

なんでもありの自由度いっぱいの土地プロジェクト

見るからに温和で優しげな施主さんご家族にとても似合う家。

「命が輝く家」と同じように素晴らしい抜け感を持った住宅。

抜け感のある家は、とても設計士に勇気があるんだと思います。

普通の閉じた間取りのほうが、施主からのクレームはないですから。

この家の名前は「粟の家」に決まりました。深い意味がありそうです。

    
    
    
    
    
    

この家のもっとも大きな特徴は、なんと遥か昔の「ゴエモン風呂」。

その他にもイエルカストーブ・藤野電力・蓄熱土間など自然な暮らしの

手段や道具や夢がたくさんたくさん詰まっていますが…

「ゴエモン風呂」のインパクトには何者も適わない!ビックリ!!

そして今年の後半にここのお隣に建つ予定の住まいの名前は、

「ドラ○モンの家」⇒コレ冗談じゃないですよ…○があれば著作権大丈夫か??


「町田・多摩境の家」…竣工!

3月末に無事完成を迎えた街中の自然住宅です。

(町田市と言っても、八王子市と相模原市も至近)

この家の最大の特徴は、とてもポジティブな施主さんご夫婦。

見た目のお洒落な感じからは想像できないほどのバイタリティ。

洋服や手だけでなく顔まで漆喰だらけで壁塗りに励みました。

左官・塗装・タイルをご自身で施工されました。

今回は、外装も含めた完成写真を載せます。

自然素材とセルフビルドの住宅を、分譲地の中につくる。

周囲と違和感がなく、それでも少しだけ自己主張する。

それが、外部の無垢の部分に表れています。

内部に関しては、すべてが木と漆喰・和紙を基調としておりますので、

セルフビルド住宅といえども、とても質の高い統一感のある住まい。

町田という便利な街に建つ家でも、田舎暮らしののんびりした家でも、

セルフのちょっとした汚れなどをふまえても…先日の日野市の建物同様

細かいことに惑わされずに、最初のイメージを大切にしていった施主さん。

我を通すところと設計者・施工者の考えに譲るところのバランスが二重丸。

このあたりが奥行を感じさせてくれる広がりを持った間取りになりました。

家の表情が固くないのが素晴らしい…人も家も固くないのにこしたことない。

そう、世の中にはいろいろとタイプの違う家がありますが…

    「いい家の本質は、そうは変わらない」

                   そんなことを感じさせてくれた現場でした。

      
      
      
      
      
      
      
      
      
      
      

住まう方の個性がきっちりとカタチと色に出た現場です。

   今月末の取材で、久しぶりにお会いするのがとても楽しみです。

最近になり、私も現場監督に久しぶりに復帰しました。

一言多い監督でご迷惑をかけますが、あたった施主さんは勘弁です。

今後の東京・多摩地区でのお仕事は…八王子市めじろ台になります。

5月着工、そして完工は○月…頑張ります!