2013年11月23日

山梨県道志村にて…

道志村にて…

山梨県に道志村という細なが~い村があります。

山中湖や都留市にも近く、少し戻ると(旧)秋山村という立地。

(相模原の津久井から富士五湖に抜ける近道でもある)

そんな道志村のお客様と住宅の打ち合わせに行ってきました。

このあたりは、とても大きな古民家が多く、見ているだけで嬉しくなり、

その細工一つ一つに思わず見とれてしまいます。

途中には薪を売ってるお店があったり、よく見るとおもしろそう。

伺ったお宅も築20~30年と古くはないが、それはそれはお見事。

横浜の建具職人さんの細かい仕上げに感動します。

ただ、これだけ大きいと、ちょっと寒そうだし、メンテも大変だろうなの感想。

良質な経年変化の極みで、ずっと残っていてほしい家の一つです。

もう少し歳月を経て、もっともっといい感じになります。

来年はじめのリフォーム予定の相模湖・千木良の古民家と同じく、

単なる普通のリフォームは、建物全体の質をことごとく下げてしまうので、

めったなことでは手をつけられないんだろうな。

これはこれ、あまりいじらず他に新築を…。

良い家は良い家でいろいろと難しいことがあるものですね。

皆さんもこのあたりに行くことがあったら、自然だけでなく

あちこちに点在する古民家も眺めてください。懐かしい気持ちになります。

それでは…

今年2回目の(里山と清流の村)道志の訪問…道志みちからの景色

    sowaのブログ
    sowaのブログ
    sowaのブログ

この素晴らしい景色も、毎日見ている方にとっては普通で、

たまに来る私たちとは感じ方も違うんだろうな?

創和建設の温和な大工さんも、この近くから通っている方がいます。

現在、「町田・多摩境の家」を寡黙に真面目につくっている平野さん。

この方怒るということがまったく無いんじゃないかなと

思わせるくらいの風貌です。人柄が顔に出ている~大ベテラン。

この日は、来年の春、再びこの土地で「家づくり」ができることになればと

思いながら、軽自動車にて道志みちを東に向かって帰ってきました。

        「それにしてもここは…気持ちいい!」

富士山までもう少しの「山梨県道志村」の、のんびりした1日でした。

牧野の自然住宅「命が輝く家」…地鎮祭!

神奈川県相模原市緑区牧野の「やまなみ公園」「やまなみ温泉」の近くに

この建物はできます。(藤野のちょっと南側の丹沢山系寄り…)

施主様自ら命名 「命が輝く家」…   

      これからの生き方や家に対する想いがビシッと伝わってきます。

急な傾斜地ではあるが、その分景色などいいこともたくさんあります。

現在の建築技術と保証体制ではなんら問題のない傾斜地建築。

そしてココロも体も健康に生きていく家づくりを目指して…

11月~…造成・基礎  1月…上棟  4月完成  を目指します。

きなり舎さんの設計に施主様の希望が重なって、

ゆったり時の流れる牧野の地で「命の輝く家」がゆるやかに始まります。

遠く斜面の裾の方に、先日お引渡しの地域ブランド「牧野・ガルハウス」の

シルバーの外観も見えます。創和建設が昨年今年と参加している

横浜のチーム・ウッドマイスターの4軒目の家です。

緑の中に個性豊かな家々がところどころに散らばって建っていく

                                   …いい景色です。

自然環境を開発造成で区画整理することなく、そこに家を建てさせていただく。

こんなことが出来るのも田舎だから。そして広大な敷地も…やはり田舎だから。

                     「命が輝く家」の第一歩がしるされました。

     sowaのブログ
     sowaのブログ
     sowaのブログ
     sowaのブログ
     sowaのブログ

     神主は創和・不動産部(西田)がやっています。

現在工事中の現場も徐々に完成していき、仕事が薄いな~と

思っている中、ホント助かります。

この家は「土間のある家」「高尾の家」を担当した鷹取棟梁が指揮をとります。

玉石積みには、やはり移住者のユンボ君。上野原の外構現場に続き2軒目、

「直子の台所」の外構もやられた逞しい面白い若者です。期待…大!

たぶん…たぶんですが、ここにも「薪ストーブ」が入るはず。

この家こそ「薪ストーブをいれてね」って…家が言ってます。

                            ペレットだったら「ごめんなさい」

(旧・藤野町)牧野地区…そう、ここも楽しい人たちが増えてきたぞ!

邸名といえば「連のいえ」だけが決まっていません。

施主様んみ相談して個人情報を考えつつ良い名前を付けていただきます。

ペレットストーブ!

東京都の日の出にある「東京ペレット」さん。

久しぶりの訪問です。近いです、弊社から30分ちょっと。

前回は時間が取れず見学も少しだけでしたが、

           今回はたっぷり2時間近くお話ししてきました。

ペレットのお話しはほんの少しでほとんどが建築の話で終始。

前回も感じたのですが「環の家」の材木はとてもきれい。

      多摩産材でも、いい方の材を集めたのだと思います。

ペレットの火を見ながら、薪ストーブとはまた違った感覚に…。

薪ストーブは、そこにいるみんなが火を見つめながらおしゃべり。

ペレットはそこまで自己主張が強くないので、いつも通りの感じ。

でもやはり暖かい。

創和建設の建物では、1年間に2台程度と少ない。

薪ストーブの数の多さに比べるとやや寂しい。(3分の1くらい)

これが都市部であれば、間違いなく逆転なんだろうと思います。

それでは、「東京ペレット」さんのショールーム・環の家から…

(写真のペレットストーブは、イタリア製の新型のもの。性能もいいし、大きい!)

       sowaのブログ
       sowaのブログ
       sowaのブログ

そういえば、横浜の建築家の荒川さんより…「高尾の家」には、

「軽井沢ストーブのくろがね工房」さんのペレット併用ストーブが

入るらしい。この会社もじつに独特だな?古っぽい雰囲気もあるし。

創和の建物では2軒目の「くろがね工房」さん

                   来月アタマに設置…これも楽しみだ。

「藤野・つながる家」…完成!

相模原の藤野地域の日連という場所に完成した「つながる家」。

sowaのブログ

邸名の通り地元がの方々が少しづつ繋がって建てました。

そしてここはセルフの漆喰塗りワークショップも思い出に残っています。

このワークっショップに参加された方で、すでにご自身の家づくりに

生かされている方もいます。大成功でした。そしてこれからも…。

構造材は、地元の無垢材がメイン。

外装はガルバリウムと杉板。

内装は杉の無垢と漆喰の仕上げ。(ほとんどがセルフビルド)

コストを下げるために、設計者が間仕切りと建具を簡素化。

通常の無垢の家では考えられないほどのコストパフォーマンス。

「小さく建てて大きく暮らそう」の言葉通りの平屋の住まいです。

木建具や家具も少なく、スケルトンに近い大空間です。

「便利さをふるいにかけて、最終的にこの家になったのでしょう」

        シンプルに…シンプルに…

建築中でも「このような家で暮したい」という方が何人もこられました。

面白いのは、この家を見に来られたお客様の口から出る言葉が、

「このような家を建てたい」ではなく、「このような家で暮らしたい」

という言葉を選ばれていること…なるほど!

これからの施主さんの明るく自由な暮らしが目に浮かぶようです。

「家に合わせて暮らすのではなく、家をご自身に合うように変えていく。」

  完成した部屋からまわりを見渡しても、

                部屋の用途がじつにわかりずらい家(笑)

それでは、施主さん、スタジオikbさん、トランジション藤野の森部の皆さん

津久井森林組合さん、そして各職方の皆さんと創和建設(担当・原)、

途中ワークショップへ参加された東京・神奈川・埼玉・千葉の方々など

みんなが少しづつ繋がった「藤野・つながる家」の完成です。

ここの施主さん、上野原の北都留森林の中田さんともつながっています。

同じような方向性があると、いろんなところで繋がっていきます。

そしてこの平屋の景観が、そのちょっと奥に建築中の「連のいえ」へと

             つ・な・が・り・ま・す!

完成写真の撮影前にお引越しされましたので、写真は後日…しばらく後に、

素敵な家具が入ったあたりで内観撮影もお願いしてみます。

こうして…

「藤野・つながる家」が完成し「連のいえ」も先が見え、これからの日連地区では、

すでに上棟している「藤野・田代の家」や「カフェ・てくてく」さん。

そして「連のいえ」の2軒目へとつながっていきます。藤野のなかでも、

昨年度は名倉地区が多かった創和ですが、今年度は日連と小渕が多い。

どの家もそれぞれ十人十色、施主様の希望の場へとつながっていきます。

                     

                     今回!やたら「つながる!」多すぎだろ!!

眺望の住まい・多摩境の家

     町田市の北西側に位置する「多摩境の家」

多摩境という新しい街は町田市なんですね。
(私はこの多摩境という街は、しばらく八王子市だと勘違いしてました。

      ちょうど町田・八王子・相模原の境あたりに位置しています。)

ここも「高幡の家」と同じく、上棟から約2か月を数えます。

今日大工さんと工程打ち合わせをした結果「来年1月までの木工事」

というご返事でした…想像通りなが~い。自然住宅だからしょうがない。

途中からの応援の大工さんが入っても、12月いっぱいがキツイ感じ。

外装の杉無垢のラス下も、現在ではあまり見なくなった風景です。

(昔はあたりまえだったのですが…)

2階・ロフトからの眺望・夜景(橋本方面)のとても素晴らしいこの家も、

「高尾の家」「高幡の家」に負けずにやはり工期が長~い。

大工さんが終わっても左官やタイルのセルフビルドも抱え、

仕上げも通常の倍かかるであることを考えながら…やはり「ふ~」。

なんとか2月いっぱいに仕上がらないかな~とは思っています。

    八王子市高尾~日野市高幡~町田市多摩境

と、現在進行形の3軒の家をご紹介しながら、

            いつものように大工さんのありがたさを感じています。

そういえばこの家の上の方で造られている建物も「はやー!」でした。

あっという間に仕上がっていきます。それはそれ、これはこれです。

「あせらず丁寧にいきましょう」それでは「ゆったりシリーズ」終わりです。

        (3日間とも「ふ~」のため息多かったかな?)

「ゆったりとした家づくり・パート3…町田・多摩境の家」です。

      sowaのブログ
      sowaのブログ
      sowaのブログ

次のアップは1か月後くらいか…ちょうど応援の大工さんが入る頃。

今日も道志の里から毎日1時間以上、大工さんがんばってます。

数年前に建てた「南大沢の家」もしばらくぶりに見に行きました…(笑)です。

ここも内装にまで来を張った面白い住宅でした。今でも木が香ります。

東京・多摩地区の3軒の自然住宅の中間報告でした。

                                   それでは…