来月から着工する藤野駅近の「小渕の2区画」ですが、

「連のいえ」や「内郷の里」のような完全な自然住宅の縛り

はないものの、ちょっとだけ考えていることがあります。

先月、国交省に申請して「里まちネットワーク」の素材の仕様、

外部にも内部にも人体と環境に優しい材料を使うこと。

神奈川県産材を含め、それもすべてではなく一部分という緩い縛り、

そんな家づくりが2区画でできたらな~と思っています。

良質な住宅の底上げを目的とした「里まちネットワーク」

     底上げだから緩くていいんです!

里も町も山も湖もあるこの「藤野」の景観を、

私たちが家を造ることや宅地造成をすることにより、

少なくともその景観にマイナスにならないように…。

補助金はど返ししても、せっかく立ち上がった「里まちネットワーク」の

模範とも呼べるような無理のない「小渕の2区画」になれば理想です。

名倉・日連地区に比べ、駅にも至近で利便性も良く、家も込み合っている

小渕地区では、土地価格が高いことや国道や高速も近いこともあり、

純粋な田舎暮らしと一線を画す家づくりや街づくりがあるはずで、

もう少し身の丈にあった敷居の低い(半)自然住宅がちょうどいい感じ。

少し高めの土地と安めの建物で帳尻をあわせるわけではないですが、

最低ラインをこのあたりに設ける無理のない分譲地に設定します。

とはいえ、まわりは畑なので、陽当りも風通しも気持ちがいい場所です。

街中といっても十分に田舎で、狭いといっても60坪ありますので、

ご興味のある方は是非ご一報を…創和建設不動産まで!

駅まで徒歩10分はかかりません。各学校も近く便利です。

販売価格は60坪で960万の設定になりました。

名倉の土地の既存住宅の解体も終わり、こちらも売り出し可能。

価格は500万円台まで下げられそう。

建築条件はもちろん付いています。建築会社だからしょうがない。

どちらもすべてが良いという土地ではありませんが、

             家の作り方では大化け可能な費用対効果・大・です。

(小渕の土地)

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(名倉の土地)

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☆小渕の土地は残り1区画となりました。
ちょっとだけでも「木の香の家」…楽しみ。

山梨県上野原市に上棟した「カフェみたいな美容室」

上野原市内で長年第一線で営業されている(ベストホーム)さんの、

3区画分譲土地の1軒目になります。(3つすべてが注文住宅)

住宅も併設で、外装を塗り壁・床を楢・壁を漆喰で仕上げた

ちょっとこ洒落た雰囲気になります。

特に店舗部分は経年変化も楽しめるように、

緩いこだわりの内装に想いを馳せたお客様が、

吉祥寺の某カフェを参考にとデザインされました。

「すべては緩やかな模倣から始まる」…だれかの言葉。

このような個性的な住まいが増えていくと景観も変わっていきます。

先日上棟した「自由すぎる家」にも言えることですが、

家を選ぶのではなく、自分の住みたい家を造る事の大切さを痛感します。

最近メディアでもとりあげられ、注目されている若者の集まる街は、

古い建物をリノベーションしたり、創造的な住まいやショップが出来たり、

画一化されていないどこか楽しげな自由な空気が漂っていますね。

汚い木や外壁にペンキを塗っただけのリノベーションでも、

プレハブ化住宅よりよほど素敵に見えることがあります。

窓枠をやめて塗りこんだりと、クラックが入りやすいなどの弊害もありますが、

それを考えても余りある恩恵も受けられます。(個人の考え方ですが)

バブル期の「金持ってんぞ住宅」や「なんでも便利住宅」ではない、

大なり小なり違う価値観の「味のある住宅」「雰囲気のある住宅」が

これからも求められていくのでしょう。(これは間違いなく無くならない。)

そう「健康や環境に配慮した家づくり」と同じくらい大切なこと、

それが「みんな同じではない創造的なそして自然な家づくり」です。

皆さん、セメント系の外壁ではなく、なるべく木や塗り壁にしましょう。

ちょっとくらいヒビが入ったていいじゃないですか。

人だって歳を重ねれば皺の一つや二つ…それが自然というものです。

(高倉建のように、皺ひとつだって見方によってはかっこいい。)

セピアカラーで映し出した時、歴史を感じ雰囲気のあるような…。

ここまで近づくのは難しいとしても、だいたいの方向はこんな感じ。

ほっとする手づくり感…程よい柔らかさ…そして自然に自然に…

それでは、上野原の街にできる「カフェみたいな美容室」の上棟の様子です。

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ここは、あきる野の石川棟梁が腕をふるいます。

温和で、お客様とも笑顔で応対してくれる若い大工さん。

相模湖ガルの家も担当し、手刻みもできる優秀な方です。

石川棟梁、見方によってはハンサムで錦戸亮君に似ています。

そう見方によってはで…斜め60度くらい?…ほとんど見えねー!

ハンモックカフェってこんな感じ↓の雰囲気
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無垢の質感と白い塗り壁の柔らかさをイメージ

7月25日(木)東京

アベルコさんの「エコな展示会」に、弊社から3名が参加しました。

アベルコの立川市店…水回りやタイルの問屋さん(大手)

創和担当の石崎さん、この方とても優秀です。

なにしろやることが早い、とてつもなく早い。

休日に電話しても毎回必ず出てくれる。

口癖がどんなお願いにも「喜んで!」…たいしたものです。

そう、ココロがこもってなくてもいいんです。ありがたい。

今回の会場は浜松町の産業貿易センター。

エコエコというくらいなので、メインはエコ!

             水だったり電気だったりお金だったりと…

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それにしても建築資材の見学イベント、この時期暑すぎ。

来月ジャパンのイベントがありますが、ビッグサイトも暑そう!

こちらは、たぶん私が一人で参加します。

それと超最新型のデザインではなく、どこかの奇特メーカーさんが

懐かしい空気が感じられるような器具ばかりを造ってもいいな。

ウケると思うんだけど、ごく一部の人に。

7月22日(月)・夜7時~

創和建設にとっては、3年ぶりの相模原森林ビジョンへの参加です。

3年前とは可能性が全く違い、かなりのパーセントでできるのだろう、

と思っている人も中にはかなり多いはず。

特に「風のいえ」に参加したメンバーは確固たる自信があります。

少ないメンツでやったので、スムーズに機能し即効性もありました。

津久井産材でつくる住宅!それも構造材100%!

現在では、施主さんに普通に「地元の木で建てますか?」と言える環境。

3年前にはネガティブな意見が多かったことを考えると、

           短い間で変わっていくものなんだな~という印象です。

これも施主さんと製材屋さんのご協力なしでは無理なこと。

創和では、昨年度の新築物件25棟のうち約半数が地産地消。

そのすべてのお客様に喜ばれております。

ただ、これは、私たちサイドのお話しで、やはり参加された他の方々、

特に林業の関係者とは置かれた立場や温度差がかなりあるようで、

そう簡単には考えられそうにないようです。

工務店サイドは、やってみると意外に簡単なんですが…

なんだかんだで、とりあえずやってみることが大切なんだと思います。
あとはそれぞれの立場での「仕組みと特色」そして高望みをしないこと。

自分たちの立場でできる最良の方法で…身の丈を考えてそれなりに。

現在、日本中で「地元の木でいえを造る活動」が盛んになっています。

地域型住宅ブランド化事業や木材利用ポイントなどの利用もその一環。

少なくとも成功している「木の産地」もあるわけで、

そんな成功者をある意味参考に、ある意味パクるというのもありですね。

バイオマスとの関係も含めて、これからどうなっていくのか?

東京ペレットさんなんか、とてもいいお手本ですね。

役所がついていてくれるだけでも公共性という後ろ盾があるので、

民間企業単独で進むのとは違いやはり安心感はあります。

天竜材・西川材…などなど、少しづつブランド化していってる

産地も中をみれば、やる気のある方たち一握りが頑張っているのが実情。

やってしまえば、後からブランドがくっついてくる。

国交省「地域ブランド」残り4年間の猶予。

たぶん、「相模原・津久井産のブランド化とバイオマス利活用」も

このあたりで方向性が決まるのかなと推測します。

相模原市緑区の参加者全員ではなく、その中のある一定の会社がチームに

なって、粛々と開拓していくんだろうなと感じた2時間でした。

津久井産材利用拡大促進協議会のお知らせでした。

「みなさん、地元の木で家をつくりましょう!」

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私たちがお客様によく聞かれることああります。

「どうして3人も建築士がいるのに設計が外注なんですか?」

それはとても簡単な答えで、

「私たちに才能がないから」ではなく(?)(笑)、

「そのほうが、多種多様にわたる楽しい建物ができるから!」

「そのほうが、間違いなくこれからの仕事が繋がるから!」

外注の建築家の皆さんとお付き合いすることはホントに良いことばかり。

1、設計者、十人十色のいろいろな種類の良質な家づくりができる。

2、自社設計施工の、単調で造りやすい家へと走る危険性がなくなる。

3、建築家の方から新しいお客様を紹介していただける。

4、最終的に施工業者・工務店としてレベルアップできる。

5、家づくりで一番大切な「お客様と相性のいい」設計者を紹介できる。

このようにほとんどが良いことばかり。

唯一悲しいことは、自社設計に比べ利益がかなり少ない。

それは建築家のプライドと切磋琢磨で作っていかなければならないから。

どの建築家の方々も、自らの立ち位置からのズレが少ないので、

私たち工務店とは、アンテナのひろげ具合と可変性に温度差があります。

その中で、お客様のご予算と建築家の想いに挟まれ悩みも多いです。

まあ、裏を返せばそれが「つながる」ということに繋がるのですが…。

このお世辞にも景気のいいとは言えない時代に、

外注の建築家との家づくりにこだわることは、美味しくない様にみえて、

会社として長く生きていけるもっとも簡単な仕組みのような気がします。

これからも、生き続けていくために自社の設計施工に逃げずに行きます。

外部の建築家とのお仕事は、

なにしろ「楽しい」…なぜか「飽きない」…そして時々思いっきり「凹む」!

↓先日、「厚木・北矢名の家」のお客様をご紹介いただいた、

八王子の「エヌプランシステム」の並木さんの白いお洒落な事務所です。

いまでは珍しくなったこだわりの(手書き図面)で書かれる建築家です。

(真剣に武蔵野・多摩地区の家づくり・街づくりを考えておられるようです)

そして「厚木の家」もそう遅くなく着工します。

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建物は、施主→設計→施工で流れる三権分立が理想ですね!