「さあ、子供たちよ。今年の夏はお父さんへついて行こう!」

劇団四季のライオンキングのサブタイトル。

(今年のライオンキングはお父さんの株が上がるらしいですよ。)

家づくりの仕事をしていると、設計からはじまり細部の色決めに至るまで

平均お父さんよりお母さんの発言権がかなり強いです。(我家を含め)

父はいつも家にいないことが多いので、切り盛りする母に比べて

少し遠慮がちになるのは当たり前なのですが…。

現在の住宅における「キッチン」がどんどん真ん中に出てきたのも

そんな勢力関係もあるのでしょうか。書斎などもあるだけましですね。

日本なのに(南プロバンス風)の建物が増えたのもうなずけます。

                という訳で

「さあ、子供たちよ。今年の夏もお父さんと一緒にお母さんについていこう

先日の上野原市内の住宅完成見学会にて…

皆さん「このウチ、やたら涼しいね~」、

「マドが多いから?」とか「断熱材が厚いんですか?」

純粋にこの質問がホントに多かったです。

答えは、

「マドの位置と高さ関係です。暑い空気の上昇気流を利用してるから」

暑い空気は対角の高いマドから抜いてます。強い日射は軒で防いでます。

断熱性・気密性を高めた家より、生活しててよっぽど気持ちがいいですよ。

夏場は風を利用し、冬場はお日様の恩恵にあずかる。

(たぶん1年間でエアコンが必要なのは、夏・冬各1ヶ月程度か?)

風土にあった昔ながらの日本建築のいいところ…(エコです)

創和建設では、「季のいえ」「風のいえ」「郷のいえ」とココにあたります。

これらのどの家も「風とお日様の力」を窓から十分にとりいれています。

そう、建築家の私たちがまず最初に考えることは、太陽光発電の前に

機械を使わない家づくりにおける「風と太陽の利用」ですね…(タダです)

なにしろ機械じゃないから、メンテも壊れることもない。





昨日今日の2日間にわたり、山梨県上野原市内で開催した

「凛のいえ」の完成見学会が盛況のうちに幕を閉じました。

無垢…無垢…無垢 と どこを見ても無垢だらけの住宅。

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2日間で約50組の皆様方に見学していただきました。

創和建設としては、上野原でチラシを撒いての見学会は初めて。

藤野の見学会のように「自然住宅セミナー」は実施せず、

とにかく現地を良く見ていただくことを徹底しました。

ハウスメーカーさんの比率の高い上野原市の中で、

皆さんにこの家がどんな風に映ったのか…。

無垢材と白洲壁の性能に興味を持たれる方が多かったです。

設計は、施主様とも懇意のデザイナー(堂本建築工房)さん。

また、日頃からお世話になっている(BC工房さんのテーブル)や、

(黒瀧さんの広告デザイン)もとてもありがたかったです。

お客様の中には、「何坪でいくら・こんな設備がついてます」のような

見飽きた言葉ではない、暖かい印象を感じ見学会に参加しました。

と言ってくれた方もおられました。ありがとうございました。

さあ、明日からは、相模原市緑区吉野にて「眺望のいえ」の見学会。

木の量は「凛のいえ」に比べると少ないですが、バランスで勝負。

高千穂さんのウェブサイトでもご覧いただけると思います。

設計はア―キシステムの森下さん。シンプルさが光ります。

ご興味のある方は、創和建設・原までご連絡下さい。

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この住宅の(コストパフォーマンス)は100点満点です。