2023年05月31日

『ピアノ♬のある風景〜日高の家』暮らしの見学会 開催 !

完成から1年と少し…埼玉県日高市のO様のご好意により、
『暮らしの見学会』を開催いたしました。

1 2

当日は、設計の小野さんと私・志村が伺い、久し振りにカワセミの街・日高へ…、
周囲の景色に馴染んで、とっても素敵になっていました。
「家の完成は、お引き渡しの後のお客様が住んでから…」と言われる意味がとても良くわかるこの家。
遠くの山並みを愛でながら風と空気を感じながら暮らせる、心地いい木の家になりました。

3 4

庭、アプローチの自然な外観、そして広い雨宿りが出来る深い軒を持つポーチ。
土色の質感をもつシラス・そとん壁が庭の景観とも相まってほっとできる優しい家になりました。
飛騨高山の谷本さんによる手作りの無垢の玄関扉と周囲の杉の板張りも自然に映ります。

5 6

リビングに一歩足を踏み入れるとそこには大きな吹き抜けを持つ抜け感たっぷりの空間。
小上がりの畳コーナーも広くはないが、ゴロッと寝ても、腰かけても、
なんだかやけに落ち着けるスペースになってます。
その対角線の先には『ピアノが家の風景の1コマ』にちゃんとなっています。
家は、猫も杓子もバリアフリーが必須では無いことが良くわかる。

7 8

天井を見上げると、吹き抜けのセンターにはスッキリとしたシーリングファン。
そこには、2階の部屋の構造(大きな梁)が大胆に規則正しく走っている。
この家の中心には、栗の大黒柱がドーンと天に突き抜けるように起立‼︎
そして新潟の『大樹の会』製作の栗のキッチンと、施主様持ち込みの胡桃の家具が良く似合う。

9 10

開放的な空間と籠る空間とが混在する2階も、それはそれでとても楽しい。
大きなフィックスガラスからは、その先に見えるお隣の敷地の大木が、
絵葉書のように見えて、この家の豊かさに手を貸してくれている。
「設計とは、家の中から見える風景を考え取り入れること」。
創和建設のモデルハウスもそう、…普段、私たちが声高に伝えていることです。

11 12

午前中のみの『日高の家・暮らしの見学会』でしたが、とても充実した
時間を過ぎごさせていただきました。「埼玉県日高市、いい所です」。
帰りには、建築中にも良くお邪魔した手作りの豆腐のご飯屋さんにてお昼を。
施主のO様のお陰で、心も身体も健康な1日となりました。

13 20211113_hidaka_053
これからも国産無垢と自然素材がいい感じに経年変化し、
素敵に歳をとっていくであろう『日高の家』…
O様の未来も、ご家族の笑い声の溢れる中、ピアノの優しい音色に包まれていくのでしょう…きっと。