2010年09月22日

「今でも想い出す 3人のオジサン(約1名 お爺ちゃん)の …」

私は単純なせいか、若かりし頃に言われた言葉のうち、

そのいくつかを、今でも事あるごとに何故か想い出します。

中には、毎週のように…。


今日は、そのうちの一人(当時70歳のおじいちゃん)の熱い一言!

もう20年近く前、

松下電工の関連会社の座談会(目白・椿山荘~200人くらい)での事。

耐震装置・テクノストラクチャーの経過報告も含めた懇親会で、

松下さんの好意で、私達の円卓には30代の若手が集められました。

その中に、どういうわけか(おじいちゃん)が一人混じっていました。

(それも、私の隣に…。)

自己紹介で、その人がT○E○住宅の会長であることがわかり、

若手10人顔を見合わせ、円卓に緊張感が走ったのを覚えています。



その おじいちゃん メートルが上がり(☜古い)…喋る・喋る!


「僕は新しいことが大好きだ。だから、テクノストラクチャーを取り入れた。

社員の中には、若いくせに見もしないでダメだしをしたバカもいる。

何も見ない、何もしないで結論を言う奴を、僕は絶対に信用しない。

そんな奴は、失敗もしないだろうが成功もしない。

そんな奴は、トータルで仕事にも人生にも失敗する。(スゲー!)

僕はすでに70を超えているが、そんな人間になりたくはない。

(70を超えて、こんな人間になりたくないって…なんだこの爺さん?)

君達は、まだ若い!自分の才能の出し惜しみをするな!

とりあえず帰ったら、僕はコレをやるという新しい意思表示をしろ!」

こんな感じで…熱すぎるぜ(おじいちゃん)!


当時、日本で10本の指に入る住宅会社の会長とはいえ、

70歳の爺さんの言葉とは思えず、忘れれられない一日になりました。


それと、聞きもしないのに、自分の奥さんの自慢をしていたのも、

                          かなりカッコ良かったかな。


(追伸)

本日、多摩境住宅改修完成です。来週より津久井住宅改修着工です。

明日の、「八王子市並木町新築住宅」と「上野原市新築住宅」の

最終打合せ、宜しくです。

また、本日久しぶりに伺った「木童・新宿ショールーム」の皆様、

丁寧なご説明ありがとうございました。「やはり、無垢はいい。

ショールームの暗さもちょうどいい。なにより柔らかい空気がいい。

土佐栂の無垢フロアもなかなかですね…栗も捨てがたいけれど。」